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震災から3年経って

3月11日を皆さんはどうお過ごしになられましたか?
いろんな方のブログやフェイスブックに、それぞれの想いが書かれてあって、被害を受けた方はもちろん、そうでない方にもとても大きな傷跡を残した震災だなと思いました。
原発事故被害者の方にとっては、この震災は今でももちろん現在進行形ですが、外を見るとお日様はぽかぽかで、公園で小さい子が遊んでいて、その平和さとちょうど3年前の混乱を比較して、よく分からないけど涙が出てきます。

震災から3年経ったけれど、感覚的には1年ぐらいしか経っていないような気がします。でも震災当時7ヶ月だった下の子が来月幼稚園に入園し、この3年やってきたことを思い返すと本当に3年経ったんだなととても不思議な感覚になります。

「避難」を自力で続けるということは並大抵なことではなく、お茶べり会メーリングリストの中にも、被災地に帰られた方も多くおられるし、もうすぐ帰る方もおられます。
避難したくても出来ない方。汚染を見ないで生活せざる得ない方。
お茶べり会は避難しているお母さんを支えるためにできた会ですが、震災から3年経ち、立場もいろいろ変わり、どんな決断をしたお母さんにも、いろんな思いを抱えつつも少しでも穏やかな時間が過ごせるようなお手伝いが出来たらいいなと思っています。

みんな苦しくて、みんなこれ以上ないというぐらい頑張っている。だからどんな理由でも自分を責めるということはしなくていいんです。
この状況の中を「生きる」というだけで凄いことなんだと思います

震災4年目も、皆さんが少しでも穏やかな気持ちになり、心から笑えるように願っています。