←English site


みかん狩りに行ってきました!

10月25日の秋晴れに日にお茶べり会初の野外イベントみかん狩りに行ってきました〜!

初野外イベントなので晴れるかな〜?と心配でしたが、暑いぐらいのお天気♪


この日は避難ママ5人、お子さん7人、関西大学橋口ゼミの学生ボランティアさん11人が参加。

上ノ太子にあるみかん園前に集合で、いざ山の頂上へ!

急な坂を歩きながら、「みかん狩りに行こう!」ではなく「みかん狩りハイキングに行こう!」にすれば良かったなと思うような過酷な道・・・。

子ども達はどんどん先に行こうとするのに、お母さん方は「頂上どこ〜?ええっあんなところまで?!」と遥か先の頂上を遠い目で見ながら、諦めてみかんを食べながらゆっくり歩きました。


子ども達が学生ボランティアさんと「どれがおいしいかな〜?」とみかん狩りをして、とったみかんを自分のお母さんへ「はいっ。食べてね♡」とすごく誇らしげに渡していました。


やっとこさ頂上に着くと、参加していた団体さんで人が溢れかえっていましたが、何とか木陰の場所を見つけ、それぞれが持参したゴザを繋げて敷いて早速お弁当です。

手作りのパンやワッフル、お菓子などをみんなで分け分けして食べ、食べ終わったと思ったら、速攻子ども達はアスレチックへGo!


学生ボランティアさんも汗だくになりながら、元気いっぱいの子ども達と遊んでくれました。


お母さん方はそのまま木陰でみかん食べ食べ、おしゃべり。

この日は学生ボランティアさんも一緒にお話したのですが、学生さん自身と親の関係を話してくれ、まだお子さんが小さいお母さん方は「へ〜」と興味津々でした。


「親が喧嘩をしている時はすごく嫌だった」

「親元を離れてから親の有り難みが分かった」

「一時期話さない時もあったけど、今はお出かけも一緒に行くし、結構なんでも話せる」

「中学ぐらいから親のお出かけにつき合わなくなった」


子ども時代の気持ちをよく覚えている学生さんの意見を聞き、「自分の子どももこうなっていくのかな?こう思っているのかな?」と想像しながら聞きました。


いつも学生ボランティアさんには子どもの相手ばかりしてもらい、こうしてゆっくり話すことがなかったのですが、今回こんな時間を持てて、私たちを支援してくださる方のことをもっとよく知りたいな〜と思いました。


関西に避難してきたけれど、母子避難の方は特に子どもと一緒に野外に遊びに行くということが難しいです。

母親一人で子どもを育て、平日はお仕事もし、疲れ果ててしまい週末は溜まっている家事をこなす。

アウトドアをしようと思っても、「自分と子どもだけでは・・・」と躊躇する方も多く、せっかく外でのびのびと子どもを遊ばせる環境にあるのに、なかなか叶わない現実があります。


今回は短い時間ではあったけれど、子どもも体いっぱい遊び、お母さん方も青い空の下、まるで震災前のようなゆったりとした気持ちでおしゃべりでき、リフレッシュできたと思います。


帰りの電話は子どもも学生ボランティアさんも爆睡でした(笑)


学生さんが遊んでいる時に楽しそうな子ども達の写真を撮ってくださり、お母さん方にデータを送ってくれました。

こういった優しい気持ちに触れると本当に癒されるし、こうやってたくさんの愛情をいただき、少しずつ立ち直って行くのだと思いました。


皆さん、本当にありがとうございました!