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イスキア 本多先生にお宅にお邪魔しました。

今日はお茶べり会自費出版手記集「20年後のあなたへ」の編集作業をしてくださったイスキアの本多利子先生のご自宅に行ってきました♪


「20年後のあなたへ」の編集者は本多先生を入れて5人。

この日はその内の1人、イラストやデザインをしてくださった方の娘さんがギターコンクールで金賞・銀賞を獲ったということでお祝いパーティーでした。


本多先生のご自宅は閑静な住宅街にあり、近くに素敵な森もあって、風の音が聞こえる本当に素敵なところにあり、本多先生の雰囲気そのものだな〜と思いました。

本多先生はエーゲ海色が大変お好きで、家のあらゆるところにエーゲ海色のものが置かれていて、まるで何かの雑誌に出てくるようなすごくおしゃれなおうちです。


この日は30人ぐらいの大きな集まり。

私も微力ながら受付や写真撮影をお手伝いして、ギター演奏の始まりです。


私はギター演奏をちゃんと聴くのは初めてだったのですが、「心が吸い込まれるとはこのことなのか・・・」というぐらい、素晴らしい演奏でした。

高校生の彼女はコンクールというものに出たことがなかったのですが、初めて出たコンクールで金賞と銀賞を受賞。実は彼女、アスペルガー症候群だそうで、編集作業をしている時も編集者であるお母さんからいろいろ話を聞いていました。


大きな音・雑然とした音などが苦手らしく、幼稚園になかなか行けなかったらしいのですが、その頃はアスペルガーとは分からなくて、いろんな方から「行かないのはわがままじゃないのか?」などいろんなことを言われたそうです。

でもお母さんは「そうじゃない」と周りに言われたことではなく、「自分が感じたこと」そして「娘さん」を信じたとおっしゃっていました。

周りに分かってもらえない時期が辛かった。でも「こうなんです」と決めてから気にならなくなった。


手記の編集作業が明け方までかかった日に、このお母さんに朝4時に私の自宅まで車で送ってもらった時その話を聞き、「立場や問題は違うけれど、同じような試練をこの方は乗り越えてきたんだな〜」と思いました。

手記の編集をこの方にしていただけたというのはとても有り難いことですが、この方や他の編集者さんとのご縁をいただけたことをとても感謝しています。


編集者の方には編集作業後なかなかお会いしてお話し出来なかったのですが、この日は編集者5人すべての方が来られていたので、直接お会いして手記の売り上げや反響、お礼をお伝え出来て本当に良かったです。


編集作業は本当に大変なもので、お仕事をもっておられる編集者それぞれにかなり無理をさせてしまったのですが、それをお詫びすると「全然!少しでも役に立てて嬉しいわ。大変だったけど楽しかったね」と口々に言っていただけました。


多くの人の心を打つ素敵な手記集が出来たのは、こんな素敵な方々に編集していただけたからだと改めて思った一日でした。


私の心の師である本多先生に、「実は支援活動をしていてしんどい時もあって・・・」とお話すると、「いつでもこの家に来てちょうだい」と何度も言っていただけ、「心の支え」があるから私は日頃頑張れているんだなと思いました。


今度はお茶べり会事務局メンバーでぜひお邪魔させて欲しいです^^