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関西大学橋口ゼミ3回生さんからのメッセージ

お茶べり会は本日でちょうど設立から丸3年になります。

設立直後は、大変な状況にあるのに支援の手が届いていなかった避難しているお母さんにどうにかして助けを届けたいという一心で活動していました。
基本的な補償が全くない中で、お茶べり会が届けられる支援は些細なものでしたが、少しでもお母さんが楽になれば・・・ということだけが私の心を占めていました。

もちろん今までも支援者の方々に感謝の気持ちをお伝えはしていましたが、この3年でいろんな支援者の方と関わってきて、今は心寄り添って支援をしてくださる方のお気持ちも避難者同様大事にしたいなと思っています。

震災から3年以上経ち、私たちにとっては震災は現在進行形であるにもかかわらず、世間では風化の一途を辿っています。そんな状況の中でも避難者のことを気にかけ、それぞれがお忙しい生活の中、貴重な労力と時間をかけて心寄り添ってくださる支援者の方はいて、お茶べり会にもご支援くださっています。
こうすれば避難者の方に少しでも安らいでもらえるのではないか?こうすれば子供達が喜んでくれるのではないか?と惜しみない愛情を注いでくださり、そんな思いに触れて少しづつですが避難者の方が元気になっていくのだなとこの3年ひしひしと感じてきました。

これからは心寄り添って支援してくださる方々にも、自分の人生の一部を私たちと関われて良かったと思ってもらえるような関係作りができたらいいなと思っています。


お茶べり会が主催している月一回の交流会@堺市で保育をしてくださっていた関西大学3回生の学生さんが、先日のクリスマス会で引退になりました。最後の挨拶は涙涙のお別れになりましたが、引退した学生さんにこれまでのお茶べり会との活動についてメッセージをいただきましたのでご紹介させていただきます。


以下転送

昨日も本当に有難うございました。昨日のうちにご連絡したかったのですが、バタバタとしていたためご連絡できませんでした。遅くなり申し訳ありません。

昨日をもって引退となりましたが、私たちにとって、おちゃべり会の皆様と関わることのできた時間は大変貴重で、有意義なものでした。
初めておちゃべり会に参加し、子供達と遊んだ時、初めての私たちに興味がある反面恥ずかしかったのか、なかなか話しかけてくれなかった子供たちが、昨日は顔を見るなり笑顔で駆け寄って来てくれた喜びは忘れません。2ヶ月に1度の頻度ではありましたが、継続してきて良かったと心から思いました。
小さい子供たちと遊ぶことに不慣れな私たち学生に、お子さんを預けて下さった親御さんにも本当に感謝致します。
また、月1度という貴重な親御さんの話し合いの中にも、私たち学生を交えてお話をしてくださったことに感謝致します。お陰様で、避難者の方々の現状や、想い、何が求められているのかなどを知ることができました。
この会で学び、考え、感じとったことは私たちの人生においても大きな心の糧となることと思います。

短い間ではありましたが、本当に有難うございした。
私達をおちゃべり会の企画に参加させてくださったこと、私達をあたたかいめで支えて下さったこと感謝致します。
就職活動が落ち着いた時には、また参加させていただきたいと思っておりますので、その時はよろしくお願い致します。
子供たちと会えないのはとても寂しいです(>_<)当分会えませんが、子供たちが覚えていてくれることを願います。