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2月28日@堺市 お茶べり会交流会のご報告、3月交流会のご案内

2月28日@堺市 交流会のご報告、3月交流会のご案内です。
2月は避難ママ6名、お子さん8名の参加でした。
避難元は東京都、千葉県、などの関東と宮城県から、避難先は堺市、大阪市です。

今回は久しぶりに参加される方が来られ、「久しぶり〜〜〜!なんか前より可愛くなったんじゃない?!」という女子会のノリで始まりました^^
お正月に地元に帰った話や、子供の習い事の話、子供の検査の話など話題は多岐に渡りましたが、一番熱心に話したのは、引越しのお話です。
残念ながら一部の避難者さんの無償住宅の提供が終わることが決定し、家賃が掛かるならもっと環境の良いところに・・ということで引越し先を探すのですが、当然ながら避難者さんは土地勘がありません。
他の避難ママさんが住んでおられる場所の雰囲気を教えてもらったり、どこの地域が落ち着いているか?などの話で盛り上がりました。

東北・関東と関西は文化の違いからかなり住み心地が違います。
せかせかしていないもっとのどかな場所、通勤も可能な便利の良いところ、子育て環境の良いところ。避難生活を続けながら一から情報を集めるのはすごく大変な作業です。
避難生活を自力で継続する方もおられれば、地元に帰らざる得ない方もおられるかもしれません。
住宅問題は避難者にとって死活問題ですし、住宅退去までまだ少し時間があるとはいえ、せっかく少し落ち着いた生活がまた慌ただしくなるな・・・と思いました。

交流会の横の大きなお部屋で、今回は子供達は新しいボランティアグループのお兄さんたちと遊んでもらっていました。
最初は新しいお兄さんに戸惑っていた子供たちも、ボランティアさんの体を張った遊びに、最後はキャアキャア言いながら喜んで遊んでいました。
子供達が楽しそうな分、最後の方はボランティアさんの顔に疲れが見えて心配になりましたが、「今後もぜひ協力させてください」と有難いお言葉をいただきました。
お母さん方が安心しておしゃべりできるのも、子供をしっかり見てくださる保育ボランティアさんのお陰です。
本当にありがとうございました。

避難者さんは、避難生活上の問題など地元の方たちになかなか話せない話題がたくさんあります。
関西の文化の違い。子供の健康。住宅問題。先の見えない不安。
そんな話題をあまり説明しなくてもすぐに理解してくれる同じ境遇の避難ママさんに会える交流会というのは、とても貴重な場所であり、貴重な時間です。
場所を提供してくださる方、保育をしてくださる方、何か出来ることはないかと声をかけてくださる支援者の方。多くの方の温かいお気持ちで交流会が継続できています。
心から感謝致します。


次回の交流会は3月28日です。

【3月28日(土) 避難者交流会@堺】
今月は関西大学の学生ボランティアさんがお子さんと遊んでくれます。
関西大学さんの保育はお子さんにもお母さん方にも大好評です♪
子どもが興味を引きそうな遊びをいくつも用意してくださり、子どもたちはその遊びに夢中だったようで、「こんなんした〜!」と母親に見せにきてはすぐに遊びのお部屋に帰っていくという微笑ましい光景が見られました。
親御さんは横のお部屋で交流会です。


日時:2015年3月28日(土) 13:00〜17:00
途中参加・途中退室もちろんOK!

場所:堺市総合福祉会館3F プレイルーム
〒590-0078 堺区南瓦町2-1
南海高野線 堺東駅から徒歩5分
http://www.city.sakai.lg.jp/yoyakuanai/bunrui/fukushi/sogofukushi/sakaisogo.html

対象:東日本大震災で関西に避難されてきた方とお子さん
※避難元の地域、避難形態(避難、移住、転勤など)は問いません。

参加費:無料

お申込み:必要事項を記入の上、下記メールアドレスまで送ってください。
題名「3月28日交流会申し込み」
(1)お名前
(2)電話番号
(3)避難元→避難先(千葉県浦安市→大阪市)
(4)託児が必要なお子さんのお名前と年齢

hinan.event@gmail.com(お茶べり会 吉岡)

主催:避難ママのお茶べり会
協力:関西大学 橋口ゼミ