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1月交流会のご報告

今回は2017年初めの交流会ということで、1月の忙しい中でしたが母子合わせて14人の賑やかな会になりました。

子供達は会場に着くなり、上着を急いで脱いで、託児の広いお部屋に直行し、キャアキャア言いながら遊んでいて「子供はパワーあるわぁ」と微笑ましく思いました。

 

子供達は最初は避難ママさんが雑貨屋さんで見つけてくれた色とりどりのモールでポニーを作りました。

作った何とも可愛らしいポニーを早速お母さん方に嬉しそうに見せに来てくれました。

 

この日は託児ボランティアの方々が季節にちなんだ遊び「節分豆ゲーム」を用意してくださっていました。

ダンボールで作った鬼のお腹に、新聞紙で作ったボール()を投げ、入ったポイントで鬼にダメージを与え倒すというストーリーで、子供達が必死になって新聞紙ボールを投げていました。

頑張っているけどまだまだ鬼を倒すにはポイントが足りない!という時に、お母さん方がポイントの高い「スーパーボール」を持って現れるというRPG風の展開になっており、子供達は早速そのスーパーボールを受け取り最後の鬼との戦いに挑みました。

結果、高得点を取り鬼に圧勝!!子供達は歓喜をあげていました。

 

この「母がスーパーボールを持って現れる」という設定を託児ボランティアの方に子供達に内緒で聞いた時は、母もその面白さに興奮し楽しい気持ちになったのと同時に、子供達を楽しませようといろいろ考えてくださる託児ボランティアの方々のお気持ちをとても嬉しく思いました。

 

子供は大きくなってくると、親とのお出かけよりもお友達と遊ぶ方が楽しい!とついてこなくなりがちですが、お茶べり会の交流会では、母はもとより子供達も交流会に行くのを楽しみにしています。最近では子供が行きたがるから自分が交流会に行くのかな?という感覚になるぐらいなのですが、それは毎回いろいろ趣向を凝らして子供の想像力を掻き立てる遊びを考え準備してくださる託児ボランティアの方々のお陰だとつくづく感じています。

 

お母さん方は、新学期も始まりようやくいつもの生活に戻りつつある時で、年末年始どう過ごしたか、4月に迎える小学校入学・新学期の話、受験の話、大阪の公立・私立の事情などいろんな話題に盛り上がりました。

震災から時間も経ち、段々と生活に沿ったたわいない話題も増えてきましたが、避難者特有の話(健康・食べ物・夫婦関係・移住や帰還)などの話が気兼ねなく話せる場は大事だなと毎回感じます。

震災がなければ出会うことがなかったこの繋がりをこれからも大事にしていきたいなと思いました。

 

 

次回は218日土曜日です。