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2月交流会ご報告

【交流会ご報告】

210日交流会はあいにくの雨でしたが、母子9人の参加でした。

子供達は遊ぶのが待ちきれない!という感じで、会場に着くなり保育ルームに直行!

今回、保育スタッフさんが用意してくれたゲームは、ペットボトルとボールを使ったパチンコとボーリングを合わせたような独自のゲーム。

ペットボトルの障害物をすり抜けて、ゴールにボールを入れたら点が入るというもの。障害物には各自の印をつけて、自分の番が来たら、ボールを投げる前に自分の障害物を一つだけ移動できるというルール。

 

最初は大人たちが誘導して進めていたのが、慣れてくると子供達がお互いに協力したり、注意しあったり、自分たちでゲームを進めていくようになり、とても楽しそうでした。

 

大きくなってくると、その年齢にあった遊びが必要になります。だんだんと大人のお出かけにはついてこなくなる子供達ですが、毎回保育ボランティアさんが子供が夢中になれる楽しいゲームを用意してくださるので、「お茶べり会には絶対行きたい!」と毎回楽しみにしています。

 

お母さんがたは保育ルームの横のお部屋でお茶会です。

 

子供達も避難してきた頃は幼稚園や未就園児だったのが、今ではもうすっかり大きくなりました。母親たちも「本当大きくなったよねぇ。それだけ時間が経ってるんだねぇ」と子供の成長で時間の経過を感じました。

避難当初「子供が巣立ったら地元に帰ろうか・・・」と随分先の話だなと思いながら話していました。しかしお子さんがもう高校生になる方もおり、2~3年で大学生になり、一人暮らしするなら「子供が巣立つ時期」がもうすぐ来るのかと驚きました。

 

子供を守るために避難してきたお母さんたち。子供の成長とともに事情は変わり、どこに住むのか、いつまで関西にいるのか。子供巣立ったら自分はどこに住むのか。悩みが尽きることはありません。

 

大きな悩みもちょっとした小さな悩みも、話せる、聞いてもらえる場があるというのは大事だなと思います。

 

各地で今も支援者さんや避難者さんが頑張って作ってくれている交流会。皆様の努力とお気持ちに感謝します。

 

 

今期のお茶べり会交流会は2月の回で終了しました。

保育をしてくださった堺市教育ネットワーク ひきこもりーノの皆様。

お部屋をご提供してくださった堺市社会福祉協議会様。

お茶べり会を支援してくださる皆様。

交流会が継続できているのは、応援してくださる皆様のお陰です。

本当にありがとうございます。

 

 

来季も楽しく無理なく続けていけたらと思っています。

どうぞよろしくお願い致します。

 

避難ママのお茶べり会